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メンバーコラム

スタッフのバイクライフ

2012-09-19

No.06 ショート・ツーリングで トリプルRを楽しむ

8月も終わりだというのにまだまだ暑く、涼しい早朝から渋滞を避けて、八百津、恵那、白川、八百津とワインディングの連続する「定番のチョイ乗りルート」を楽しんできました。実は僕の地元近くで馴染みのルートなんです。

休憩ポイント00

いつも立ち寄る休憩ポイントから眺める棚田は、前回来た時は水が張ってあり春の訪れを感じましたが、今は稲穂に黄色と緑が混ざり合い、トンボが収穫の秋を感じさせていました。

棚田

面目躍如

ワインディングではスロットル開度に合わせて全域で鋭く吹き上がるエンジンはリッタークラスにも引けを取らないパワー感と、400cc並みに軽量コンパクトな車体でワインディングを駆け抜ける心地好さは、まさにトリプルRの本領発揮と云うか面目躍如です。

エンジン

アクセルを大きく開けつつブレーキングとシフトを繰り返しながらワインディングを楽しめば、排気音に加え吸気音が耳に心地好く響き、丁寧なメンテナンスで整えたエンジンと試行錯誤によりセッテイングしたサスのトータルバランスの高さは、アクセルに連動してストリートRの動きはシャープさとレスポンスを増して、快感!!

ツーリングライダーとして大満足

また、トリプルRは20~30km/hに車速が落ちるタイトコーナー等でも、6速のままで流す事もできるほど低回転でも太いトルクがあり、スポーツライクにワインディングを楽しむ「チョイのりスポーツ」から、NWJCオリジナル・ツーリングキャリアを装備すれば、チョイ乗りスポーツ感覚のまんま長距離ツーリングまで、色々と楽しませてくれます。ただし、トータルでコンディションを整えてあることが必須条件となります。

メンテナンス01

トリプルエンジンのもつ低速域から高速域までカバーできる特性は、エンジンコンディションを整える前と、後では驚く程の違いが現れます。自分でメンテナンスしたトリプルをツーリングライダーとしてチェックしながら変化や進化を体感する面白さは格別で、多くのツーリングライダーにも本来のポテンシャルやこの面白さを伝えることができればと思います。

メーカー出荷の工業製品では満足できない!

NWJC独自のメンテナンスを体験したライダー達は、新車あるいは現状がベストという思いや考えが打ち壊されて、トリプル本来の面白さや楽しさに気づきます。

初期メンテ

赤色のトリプルRに乗るNさんも、エンジンコンディションを整えるまでは半心半疑でしたが、エンジンコンディションを整えた後は「こんなに、変化するのか!」と、メンテナンス後の変化にはご満悦の様子で、半信半疑の先入観を打ち壊す事はメカニックとしての快感でもあり、ライダーとしてもトリプルの魅力や楽しさを伝えることができたのではないでしょうか。

赤のトリプル

新機種など未経験のことに関しては、サービスデータを頼りにメンテナンスが始まりますが、ツーリングライダーとしては楽しみながら、メカニックとしては試行錯誤を繰り返すうちに、色々なモノが見えてきます。

タイガーエクスプローラー

以前は「こんなもの」だからOK・・と思うことも多かったのですが、ツーリングを楽しむライダーとメカニックの感覚を組み合わせて、意識しながら色々なフィールドを楽しむようになってからは、車両を仕上げていく過程が面白く、楽しいことだと感じるようになってきています。

これは、スクランブラーやボンネビルなどモダンクラシックのまさに「こんなもの」でOK・・・という感覚を、はなから否定して、お気に入りに対するコダワリが、問題点を解決しながら進化させて楽しみ方の輪を広げていく社長のスタイルを少しずつ盗み始めてからだと思う。

旧型から新型までバイクを楽しみながら蓄積したデータは、旧型へ応用できることも多く価値があると思う。体験することもなく単なるサービスデータとして得た情報は、部品交換には役立つこともあると思うが、メンテナンスにおける作業手順やシビアさが求められるところでは大雑把な作業となり楽しめる車両に仕上げていくことは難しいのでは・・・と、過去からの経験や社長のツーリングスタイルを盗み始めてから、最近特に強く思うようになりました。

丸目トリプル

楽しみ方は人それぞれですが、ツーリングライダーとメカニックの組み合わせで何度も繰り返して蓄積したノウハウは、より良いアドバイスとして皆さんにフィードバックできると思います。

ストリートトリプルを共に楽しみましょう!!

白川町の黒川で収穫前の田園風景を眺めていると、たくさんのトンボが飛んでいました。そこへスーパーカブに乗った年配のライダーが通り過ぎて行く姿をみて、以前、社長と一緒にスクランブラーとボンネビルT100で今回と同じルートを走ったとき、「モダンクラッシックはこの風景によく似合うな~」と私が言ったら、社長が「カブはもっと似合うだろう!」と言われたことを思い出し、まさにその通りで、歳を取ったら長閑な田園風景の中を走るカブが似合うライダーでありたい??・・・、まだまだ先の話で、今は新旧問わず多くのトリプルと一緒にワインディングや長距離を走ってもっと・もっと・・皆で楽しみたい!!

休憩ポイント01

美濃加茂から渋滞を避けて尾張パークウェイを走り、裏道を軽快に走り半日で約300kmトリプルRを楽しみました。これからもストリートトリプルRを楽しみ、蓄積したノウハウを多くのストリートトリプルへフィードバックしながら、共にバイクライフを楽しみたいと思っていますので宜しく!

2012-09-19

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