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メンテナンス

オイルはバイクの血液

2007-07-08

オイルはなま物

皆さん、はじめまして。オイルメーカー“EPL”の青山と申します。

ノースウィングJCさんと共に皆さんの快適なバイクライフのための一つのアイテムとしてのオリジナルオイルを提供させていただいています。 JCさんはオートバイ屋さんとして非常に高い技術力と志をお持ちになるお店として当社でも他の店とは違うアンテナショップ的な存在として、僕自身も公私共にお世話になり、オートバイに乗ることの楽しさや大切なことは何なのかなど色々な事を教えていただいています。

ところで、最近の世の中におけるオイルの動きとして、純正オイルも含め、数え切れないほどの国内外問わずオイルメーカーが存在しているのは今も昔もたいして変わらないのですが、随分と価格を安く抑えてきている傾向にあるものが増えてきています。 一言でオイルは性能と価格が比例する物ですので、あまりにも安く売られているオイルは (たとえそれが純正品で期間限定やキャンペーン中に限りなどといったものでも)、単純に“お得!”と判断するのはどうでしょうか?買い手にとって価格が安いに越したことはないですが、安いには何か理由がありますよ!

例えば世界的なオイルの規格である“API SJ とか SL”といったもので、同じ規格をクリアーしたオイルでなぜこうも価格にばらつきがあるのでしょうか? それは規格自体が新品のオイルの性能を測るものであって、その後の使用過程においての性能の維持までは保証していない点にあるからです。性能の差もありますが、ライフの差が価格の差になっているのが現状のオイルの物造りだと思ってもいいでしょう。

またオイルはなま物ですので、ただ使わず空気に触れているだけでも徐々に劣化します。海外のいつ造られたかわからないようなオイルが何日もかかって船便で届いて、オイルリザーブと称して安く売られているものが、はたしてエンジンを適切に保護しオイルの役割をしっかりと果たすのでしょうか?白く白濁しているのをたまに見かけるのですが・・・。性能が劣化したオイルは確実にエンジンを蝕んでいきますよ。

ですから規格などというものは言い換えれば、品質の最低レベルと認識したほうが良いと思われます。また、どこどこのワークスチームが使用しているとか、パッケージやうたい文句に惑わされ、高い金を払ってハイグレードなオイルを自分のバイクに入れてみて、良いのか悪いかの判断もつかないで自己満足している人も多いのも現状です。それだけオイルはユーザーにとって、なかなかわかり難い物だけに、信頼のおけるお店に任せるのが一番だと思うのですが、皆さんの考えはいかがでしょうか?

まじめな物造りを常に考えている我々としても、今後、この場をお借りしてオイルにまつわる色々な事をみなさんにお伝えできればと思っています。またオイルに関する素朴な疑問などを、ノースウィングJCさんを窓口に随時受け付けていきます。そしてその内容をメールマガジンで徐々に紹介していきたいと考えていますので、皆さんどんどん問い合わせてきてください。

どうか今後ともよろしくお願い致します。

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