バイクレビュー
日本の道を速さより心地良さで走り続ける楽しさや、乗りこなす事より使いこなす事などをテーマに、ライダーの目線とメカニックの感性を融合した独自の観点から、ベストコンディションに仕上げた試乗車を駆って、一般情報にとらわれることの無い楽しみ方や、ライダー達のナマの声を紹介しています。
NC750X NC750X 旧モデル
- NC750X基本情報
- 円
- [排気量] 745cc
- 直列2気筒エンジンの味わいのある走りと、安定感ある走り。Type LD もあり。
※旧モデルにつきメンテナンスのみ
その他のレビュー
- GL1800 GOLD WING ゴールドウイング Review
- 水平対向6気筒エンジンのホンダのフラッグシップモデル。日本製になり、さらに信頼性が上がりました。
- [排気量] 1832cc
- CB1100 Review
- CB1100はCB750の後継モデルとして登場しました。伝統の空冷4気筒です。
※ABS付は1,109,160円 - [排気量] 1140cc
- NC700X NC700X NWJC仕様 Review
- NWJC独自の観点で、NC750Xに勝るとも劣らない、NC700Xの魅力を引き出しました。
※旧モデルNC750X(EBL-RC72)の情報はこちらから - [排気量] 669cc
- CB400 Super Bold'or CB400スーパーボルドール Review
- ハーフカウルを備えた人気のツーリングモデル。ABS付モデルもあり。
※ABSモデルは909,360円 - [排気量] 399cc
- VTR / VTR-F Review
- 街中からツーリングまで幅広く楽しめる、PGM-FI採用Vツインエンジンです。
※VTR TypeLDは609,120円
※VTR-Fは619,920円
※写真はVTR-F - [排気量] 249cc
- 試乗可
- CBR250R Review
- 懐かしいHONDAシングル250の鼓動感は、GB250のSSモデルというべき心地よい乗り味です。
※ABS付きモデルは549,720円 - [排気量] 249cc
- SL230 Touring Master SL230 ツーリングマスター Review
- トータルバランスを高めて、SL230ツーリングマスターとして蘇らせました。
- [排気量] 223cc
- 試乗可
- PCX Review
- 14インチホイールに余裕のライディングポジションが、どこまでも走りたくなる心地よさを生み出す。
第二種原付 - [排気量] 124cc
- Super Cub 110 NWJC カブ110 NWJCコンプリート TypeⅢ Review
- 速さより心地良さで走り続ける楽しさを形にした、ロングツーリングも楽しめる小型ツアラーです。
※写真はカラー変更済み・オプション装着車
通販可能です。
七馬力紀行 - [排気量] 109cc
- 試乗可
- Cross Cub クロスカブ Review
- ゆったり乗れるアップライトなライディングポジションと幅広ハンドルで、普段づかいも休日の遠出も快適です。
七馬力紀行 - [排気量] 109cc
- Tact Basic タクト・ベーシック Review
- ふだんの、いちばんへ。スタンダードスクーター
第一種原付
※タクトは172,800円 - [排気量] 49cc
- Giorno ジョルノ Review
- 親しみやすいけど上品。いとおしいけど頼もしい。
第一種原付 - [排気量] 49cc
- Dunk ダンク Review
- 若者の通学や通勤、さらには普段の生活の楽しみを広げるスクーター。
第一種原付 - [排気量] 49cc
- Dio 110 ディオ 110 Review
- 限られた場所を行き来するだけではもったいない。軽快かつスポーティな走りを魅せるDio110
第二種原付 - [排気量] 108cc
店舗案内
ノースウイングJC南店
- 営業時間:9:00~20:00
- 定休日:月曜日、第二日曜日
- 岐阜市宇佐東町13-16
- 058-272-8963
- お問い合わせ
ノースウイングJC北店
- 営業時間:9:00~20:00
- 定休日:月曜日、第二日曜日
- 岐阜市上土居1-6-1
- 058-294-4421
- お問い合わせ
NC700X/NC750Xレビュー
NC700X
HONDAから全く新しいカテゴリーの「NC700X」が昨日2月24日発売となった。車両は、数日前には届いていたので、試乗車としての準備でエンジンをかけた時、Vツインにも似た排気音はHONDAらしい排気音と言うのが大方の声でした。
ナラシ前にノースウイングJC恒例のエンジンをはじめ各部のチェックを行いましたが、ツインエンジンだからフューエルインジェクターは2個だがスロットルボディーは1個でバランスを確認することも無く、ヘッドカバーを開けてみればローラー式ロッカーアームが異様に大きく長くみえ、大きく前傾したエンジンレイアウトやシリンダーヘッドにウォーターポンプが取り付けてあって従来とは異なる新種のエンジンであると感じました。
また、バルブクリアランスを測定してみましたが、全てが基準値で組み立てられていて、さすがHONDAと言う感じでした。
各部を一通りチェックして、初乗りを楽しみに発売日24日を待ちました。当日、朝一番で登録を済ませてナラシのため出かけました。フルフェイスヘルメットも収納可能な容量21Lのラゲッジスペースが装備されていることは、レインウエアーや小物を収納するのにも便利で、当日はレインウエアーとオーバーパンツを入れてまさにブラリとツーリングへと出かけました。
走り初めはエンジンをはじめ足回り等全てにシブく硬い感じでしたが、2000回転も回っていれば60Kmで心地よい鼓動感がありとても好感の持てるエンジンフィーリングでした。
100Kmほど国道と県道を走り繋ぎ、それから高速道にも乗っかって3000回転で約100Kmのペースで流してみましたが、エンジンをはじめシフトチェンジやゴツゴツ感のあった足回りにも徐々まろやかさが出始めて、もう回して走れるかな?と思えてしまうほどのまろやかさは、他メーカーでは味わえない安心感があります。
振り返ってみるとHONDAのバイクで真面目にナラシをやったことが無いのでは・・・。
高速道を降りて、また国道から細い九十九折れの続く県道を走り始めましたが、この心地よい鼓動感やエンジン音はアフリカツインやトランザルフ・ブロスにも似ているような・・・でも少し違うような・・・少し懐かしいHONDAが蘇ったようにも思えます。
併し、低回転域での力強いトルク感と鼓動感や低重心による扱いやすさを実感できるのは、これまでにない新しさを感じています。
スペックや数値では味わうことのできないこの心地よさは、「速さより心地よさ」というノースウイングJCからの提案の一つでもありますから願ったりかなったりです。日本の道を常用速度域+αでおおらかに、ツーリングを楽しみたいライダーにはお勧めの一台であると確信しています。
今回のナラシ・ツーリングでは343Kmを走り、ガソリンは11.76Lで満タンとなり燃費は29.1でした。
今回のレビューはとても手短となりましたが、情報や知識はHONDAのHPを参考とされ、文字や言葉では伝えにくい感覚的なところは、試乗車を用意していますので、雑誌等の情報による疑似体験より実体験されることをお勧めします。
NC750X
基本はNC700Xをベースに排気量をUPさせて750となり、足回りなどには変更は無い。
NC700Xよりもトルク感のある力強さと太い排気音がベストマッチで、ノンビリと走る時はクルーザー感覚の走りも楽しめます。
ABSコンバインドブレーキが廃止されて、前後別々に使えるところは、ダートなど路面状況が悪い所では扱いやすく、コーナーリング中にリアブレーキを掛けた時にも、車体の起き上がりも無くなり扱いやすくなりました。
メーターはギアポジションが表示されて何速に入っているのか分りやすく、燃費計も装備されて、初心者の方には安心できる仕様となりました。
シートの表皮も700の滑りやすい素材が見直されて、安定感がアップしました。
トルク感も増して、低速でも扱いやすく、楽しみ方も其々のスタイルに応じて、様々な使い方に対応できる懐の深い、ツアラーです。
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